[Machine Settings]、[MCS and Alignment]、[Machine Custom Properties]、[Tools Custom Properties]という 4 つのタブのあるダイアログボックスが表示されます。
このタブでは マシンを選択した後でそれを編集し、NC スクリプト出力ファイルとして指定し、カスタムプロパティの追加と削除、マシン仮想化の定義、ブリッジ方向、ローラーサポート、スプリッター方向の指定などができます。
名前 現在のマシン名を設定します。
NCS File 選択したマシンで使用する NC スクリプト (.NCS) ファイルを決定します。 すべてのマシンに NC スクリプトを割り当てる必要があります。
デフォルトでは、数種類の NC スクリプトが定義され、インストールされています。 これらは CAM マシンで一般に使用できます。 マシンのリストに記載されていないマシンで使用するスクリプトについては、テクニカルサポートにお問い合わせ下さい。 あるいは、独自に NS スクリプトを記述することもできます。 方法についての詳細は、ドキュメント用のサブフォルダにある file ncscript_guide.txt ファイルを参照して下さい。
Estimate File ジョブの評価に使用するファイルを決定します。 このファイルに基づく出力ファイルは、表領域の CAM ツールバーの[Job Estimation]タブで情報として参照できます。
Table Visualization 個々のマシンの視覚表現に伴う設定。
Default 現在のマシンのデフォルトの視覚表現を使用するには、このオプションをクリックします。 これは、各マシンのサイズに対応します。 初期のサイズは、[Table Length]、[Table Width]、[Work Area Length]、[Width]に表示されています。 これらのフィールドを使用すると、新規マシンの寸法を設定するか、または既存マシンの寸法を編集できます。
Table Length テーブル全体の長さを設定します。 視覚表現を変更します。
Table Width テーブル全体の幅を設定します。 視覚表現を変更します。
コントロールパネル 現在のマシン上でのコントロールパネルの位置を設定します。 リストで、8 通りの位置から選択します。
Custom 独自の視覚表現を使用するには、このオプションをクリックします。 [参照]ボタンをクリックし、表示されたダイアログボックスでファイルを指定してデータベースに追加します。 新しく追加されたファイルはプログラム内で使用でき、.evd ファイルとして保存する必要があります。
[Bridge Orientation]使用しているマシンに応じてブリッジの方向を決めます。 Vertical と Horizontal のいずれかを選択できます。 ブリッジの方向は、スプリッター方向とローラー位置に対して使用できるオプション(下記)に影響します。
Roller 現在のマシンにローラーがあるかどうかを設定します。 ローラーがある場合は、ブリッジ方向に基づいてローラーの位置を定義できます。 ブリッジの方向が Vertical(垂直)の場合、ローラー位置オプションは Right または Left になります。 Horizontal(水平)の場合、ローラー位置オプションは Top と Bottom です。
Splitter direction 現在のマシンのスプリッター方向を設定します。 これは、ブリッジの方向にも依存します。 ブリッジの方向が Vertical(垂直)の場合、スプリッター方向オプションは Right または Left になります。 Horizontal(水平)の場合、スプリッター方向オプションは Top と Bottom です。
作業範囲 マシンテーブルの一部として作業範囲の寸法を設定します。
長さ マシンテーブルの作業範囲全体の長さを設定します。 視覚表現を変更します。
幅 マシンテーブルの作業範囲全体の幅を設定します。 視覚表現を変更します。
[ MCS and Alignment ]タブでは、現在選択されている CAM マシンの座標システムとデザインを束ねる四角形の両方に対して、デフォルトの表示と整列を設定できます。
Alignment Options 現在使用している座標システムに関連するオプション。ただし、座標システムの位置オプションではありません。
Logical Coordinate System マシンで論理座標システムを使用している場合、このオプションを選択する必要があります。
Position 作業範囲に対する座標システム軸の位置を決定します。
Horizontal デザインを束ねる四角形の、作業範囲に対する水平オフセットを設定します。 座標システムの位置に応じて、オフセットはいずれかの座標軸に影響を与えることがあります。 オフセットは、座標システム位置とは無関係に、最も近い作業範囲の境界に対して水平に設定されます。
Vertical デザインを束ねる四角形の、作業範囲に対する垂直オフセットを設定します。 座標システムの位置に応じて、オフセットはいずれかの座標軸に影響を与えることがあります。 オフセットは、座標システム位置とは無関係に、最も近い作業範囲の境界に対して水平に設定されます。
Align Markers マシンでマーカー線を使用する場合は、このオプションを選択する必要があります。
座標システムの表示 マシンでマーカー線を使用する場合に有効です。 グラフィック領域に座標システムを表示します。
座標システムの位置 マシン作業範囲の上で座標システムの位置を決定します。 4 箇所の位置が可能性のあるすべてのケースをカバーします。
Design Bounding Rectangle Offset 作業範囲に関連して、束ねる四角形の視覚化に関連するすべてのオプションを設定します。
Horizontal 座標軸に対する水平オフセットを設定します。 オフセットは常に水平に設定されるため、座標システムの位置に応じていずれかの座標軸から派生する場合があります。
Vertical 座標軸に対する水平オフセットを設定します。 オフセットは常に垂直に設定されるため、座標システムの位置に応じていずれかの座標軸から派生する場合があります。
開始点と終了点 開始点と終了点の位置(視覚表現)を決定します。
開始点と終了点はそれぞれ、画面上で緑色 と青色
の大きな点で表されます。 デフォルトでは、座標システムの起点に位置しています。
開始位置
Horizontal, Vertical 座標軸に対する開始点の水平/垂直オフセットを設定します。これにより生成されるツールパスの開始位置が決まります。 オフセットはそれぞれ、常に水平または垂直方向に設定されるため、座標システムの位置に応じていずれかの座標軸から派生する場合があります。
終了位置
Horizontal, Vertical 座標軸に対する終了点の水平/垂直オフセットを設定します。これにより生成されるツールパスの終了位置が決まります。 オフセットはそれぞれ、常に水平または垂直方向に設定されるため、座標システムの位置に応じていずれかの座標軸から派生する場合があります。
[Machine Custom Properties ]タブで、特定のマシンに対して設定を編集できます。 たとえば、現在のマシンが弧線の操作をサポートしていない場合、新しいオプションを定義して、弧線をすべて直線の線分に分解することができます。
名前 カスタムマシンの名前を表示します。
値 マシンのカスタムプロパティのデフォルト値を設定します。
測定単位 デフォルトの単位を設定します。
Visible マシンのカスタムプロパティの状態を表示します。表示は「Yes(表示)」または「Not(隠し)」のいずれかです。
コメント マシンのカスタムプロパティのいずれかに対するコメント用フィールド。
[Tools Custom Properties]タブでは、各マシン上に存在するツールに関するオプションを作成し、また現在のツール設定を再定義することができます。
名前 ツールのカスタムプロパティの名前を表示します。
値 ツールのカスタムプロパティのデフォルト値を設定します。
測定単位 デフォルトの単位を設定します。
Visible ツールのカスタムプロパティの状態(「Yes」または「Not」)を表示します。 ツールのカスタムプロパティが表領域の[CAMツール]タブに表示されるか表示されないかは、ステータスに応じて決まります。
コメント ツールのカスタムプロパティに対するコメント用フィールド。